GMOクリック証券の同一気配約定情報は歩み値の読解を簡略化する素晴らしいツールです。
株や日経225先物のデイトレードやスキャルピングには欠かせません。
しかし、デフォルト表示のままでは若干読みづらい部分があります。
何が読みづらいかというと、列の並びが不自然なんです。
列はドラッグ&ドロップで自由に並べ替えることができるので、とりあえずこんな風に並べ替えてみてください。
緑の枠で囲った部分を見てください。
左から
1売り気配 2買約定 3売約定 4買気配
の順番で並べてあります。これだけでデフォルト設定よりも圧倒的に読みやすくなります。
なぜかというと、この配置だと板で起きていることをイメージしやすいからです。
緑の枠の左端に売気配(1)、右端に買気配(4)を配置します。
これは板情報の配置と同じですね。
次にその内側に約定する方向のとおり買約定(2)、売約定(3)を配置します。
画像の赤い矢印を見ながら想像してください。
この矢印の方向に約定するのがわかると思います。
買約定は売気配にぶつけられる成り行き注文です。
売約定は買気配にぶつけられる成り行き注文です。
だからこの配置がいちばん読みやすいんですね。
そして最後にその右側か左側に買約定残数を配置してください。
これで完成です。それ以外の列は見ないので非表示にするなり、左のほうに押しやるなりしておいてください。
これがデフォルトのままだと、頭の中でちょっと考えないと、注文の流れがよくわかりませんよね。
なーんだそんなことか!
と言われるかもしれませんが、甘く見てはいけませんよ。
一瞬の判断が求められるデイトレードやスキャルピング、こういう小さなことが勝ち負けを分けることもあるのですから。
少しでも無駄をそぎ落として最高のパフォーマンスを追い求めてください。
トントン says
atブラボーじゃ~~~~~~~~~ ありがとう
サンチャゴ says
atどういたしまして~
サクさん says
atサンチャゴさん
連日コメントしてすみません。
仕事後、サンチャゴさんの手法を元に、日経先物225ミニをGMOのツールで取引練習(エントリー、エグジット)したのですが、GMOのスーパー発注君は建玉の決済は、発注板上では指値と逆指値を同時にできないのですね。
Kindle版書籍にあるエグジット練習は、現物取引での練習についてなんですかね。
(初歩的な事でしたら申し訳ありません^^;
しかし、GMOの歩み値並び替えるだけで視覚的に頭に入ってきてイメージしやすいです♪
サンチャゴ says
atサク様
コメントありがとうございます。
エントリー直後に指値と逆指値を入れてエグジットの練習をする方法ですね。
残念ながら、GMOのツールではできないです。
カブドットコムや松井証券ならできますのでそちらで試してみてください。
カブドットコムだとW指値、松井証券だと返済予約という機能です。
GMOさんにも早急に実装してもらいたい機能です。
各証券会社、一長一短があって難しいところです。
サクさん says
atサンチャゴさん
いつも返答いただきありがとうございます^ ^
やはりそうなんですね、ありがとうございます!同一気配約定情報をGMOでみたいので、カブドットコムのkabuステーションの板画面+GMOの同一気配約定情報でエグジット練習したいと思います!
ダウ平均上がってか、先物も上がりましたね。売りはいつになるかサンチャゴさん手法のライン引きながら模索してみます^ ^
らが says
atつい最近からこちらのブログを読ませていただいて、大変興味を持ったので書籍も購入させていただきました。
初心者なので理解が難しい所もありますが頑張っています。
一つ質問なのですが、GMOツールで下の足の本数はいつも固定されてるのでしょうか?
あと同一気配約定情報を使った実践例をもう少し紹介してほしいです。
初心者質問で申し訳ありません。
サンチャゴ says
atらが様
コメントありがとうございます。そして、書籍の購入ありがとうございます。
同一気配約定情報の足の本数ですが、左下に本数を999本まで指定することができます。
約定数が多く、ボラも高い銘柄の場合は寄りの瞬間は200本程度、しばらくたって足が増えてきたら徐々に増やしていきます。
寄りの最初の一本は突出していて他の足が相対的に小さく表示されるので、最初の一本が表示されない本数に設定するのがコツです。
頑張ってください
同一気配約定情報への関心は高いようですね。
今後ブログでその日のセットアップを中心に紹介していけたらと思います。
らが says
at返信ありがとうございます。
頑張ってみます。
同一気配約定情報への関心は高いですね。
例えば自分がここだというタイミングでロングを仕掛けると、すぐに下がり損切りをします。そしてそこから高値抜け・・・
記事でもあるようにまさに僕が最悪のミスをしている人間の1人ですから。
サンチャゴ says
at最悪のミスは、長年やっている私でもしょっちゅうあるんです。
大口の罠は巧妙ですから、我々には何をどうやっても見抜けないことはあります。
ですからあまり気にしないことです。
まんまとはまってしまった時に熱くなるのがいちばんいけないです。
そのあとでバカなことをしてしまいますからね。
大損するときってのは、たいていバカなことをしたときですから。
ダメな時は損切りして、取れる時に取ればいいですよ。
らが says
at昨日に引き続きコメントさせていただきます。
僕はいわゆるミクシィなど新興を取引します。
理由としては、ボラがあるからです。
とは言いつつなぜボラがあるのが良いかとかはあまりわかっていません。
トレーダーのブログを見てなんかみんなやってるからみたいなんが正直なところです。
そこで質問なんですがサンチャゴ様の手法は新興にも適しているでしょうか?
もしサンチャゴ様が新興をトレードするとしたらどうゆう板読み戦略で勝負しますか?
ほんとに初心者質問ばかり申し訳ありません。
サンチャゴ says
atらが 様
コメントありがとうございます。
ボラのある新興銘柄ですが、私はほとんどトレードしません。
私はあまり反射神経が良い方ではないので、そのスピードについていけない気がするのです。
退屈が嫌いで、早い勝負を望む人にはそのスピードがメリットになると思います。
私の手法が新興銘柄にも適しているか?
そのままでは難しいと思います。
しかし相場は相場、本質は変わらないと思っています。
また、板が薄くボラの高い銘柄をトレードするなら、ティックチャートの重要性が増すと思います。
一日の中にたくさんのスイング(動きのジグザグ)が起きるので、チャートが無いと把握しきれないですから。
私ならどうトレードするか?
そのような銘柄は反転するポイントをピンポイントでとらえることは難しいので
逆張りはやらず、レンジのブレークアウトを狙うことが多くなると思います
芝生の上を歩くのが板の厚い銘柄
氷の上を走るのがボラの高い新興銘柄
そんな感じにとらえています。