トレードとはなんだろう?
の記事であなたは
トレードにおける不確実性を好きになり、トレードがスキルであり、競争であることを理解した。
次はどのようなトレードスタイルを選択し、どうやってスキルを身につけるかを考えてみよう。
大前提として、当たり前だが、トレードも他の分野と同じで、
繰り返し練習することが重要だ。
このことを踏まえたうえで、いろいろなトレードスタイルを検討してみよう。
スイングトレーダーとは数日から数週間ポジションを持つトレードスタイルだ。
月に数回トレードする。
デイトレーダーとは1日に3~5回程度トレードしようとするトレードスタイルだ。
見ている銘柄が多ければもっとトレード回数は多くなる。
スキャルパーは1時間に数回トレードチャンスを狙うトレーダーだ。
なかには1分に1回トレードするような超高回転なスキャルパーもいる。
どのトレードスタイルがベストな選択なのだろう?
答えは、どれがベストでもない。
人によって向き不向きがあるし、それぞれのトレードスタイルに良い面がある。
しかし、スキルを身につける、経験を積むという観点で見てみると違ってくる。
トレードプランを立てる、見極める、トレードするというサイクルをどれくらいの頻度で繰り返すかで、経験を積むスピードが変わってくる。
デイトレーダーは基本的に1日に1回のサイクル、スイングトレーダーだと数日に1回。
これだと経験を積むのにかなり時間がかかる。
一方、スキャルピングはどうだろう?
1時間に数回だったり、1分に1回こういった短い間隔で一連のトレード作業を繰り返すことになる。
これだと、経験を積むスピードは格段に上がる。
だから、プロップファームでは新人にはスキャルピングだけをひたすらやらせる。
一般のトレーダーの場合も、できるだけ早く経験を積みたいなら、スキャルピングから始めるのが良いだろう。
とはいえ、ずっとスキャルピングをやるべきだということではない。
自分の性格がデイトレーダーに向いているならデイトレーダーになればいいし、のんびりした性格でスイングトレーダーが性に合っているならスイングトレーダーになればいい。
今は松井証券の一日信用やGMOクリック証券など、とてつもなく安い証券会社があるので、手数料負けすることはないだろう。
スキャルピングから始めることのデメリットはほとんどない。
最初は勝てないだろうが、最小のロットでトレードしていれば授業料は低く抑えられる。
賛否両論あるだろうが、私はスキャルピングで修行することをお勧めする。
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