良い負け方はトップアスリートに学んではどうだろうか。
ラファエル・ナダルの言葉
現在世界ランキング1位(2014年1月15日現在)のラファエル・ナダルが
2012年のオーストラリアン・オープンの決勝戦でノバク・ジョコビッチに
敗れた後のインタビューが印象に残っている。
テニス史上最高の試合と言われた6時間の激戦の後のインタビューだ。
試合の動画
インタビュー
ラファエル・ナダルの試合後インタビューは動画の 1:30 あたりからだ。
英語は良くわからないので動画を見てもなんとなくしかわからないが、
日本語放送の同時通訳を覚えている。
試合に負けたことはとても悔しいが、
自分はこの試合のために最高の準備をし、最高のプレーをして、
最高のショーになったことを嬉しく思う。
本気でこのスポーツを愛し、自分の全てを出し切って戦ったからこそ、
この苦しみを嬉しく思うことができる。
といったようなことを言っていた。
また、優勝したノバク・ジョコビッチを賞賛していた。
本当に素晴らしいものを観たと思った。
一方の我々トレーダーはどうだろう
株や日経225先物のデイトレードでコテンパンに負けた日には
相場の動きに愚痴を言ったり、
ストップ狩りを非難したりしがちだ。
しかし、本当に人間として、トレーダーとして成長したいなら、
負けた時には相手のトレード戦略を賞賛し、
相手から学んでいく姿勢が必要なのではないかと思う。
そのためには、
毎日体調などコンディションを整え
トレードの下準備を怠らず
最高の状態でトレードに臨み
自分のできる限り最高のトレードで戦い
あり得ない相場の動きでコテンパンに負けても納得がいくようにしたい。
まぁ、そこまでいかなくても
ロスカットになった時など、
×「くっそー、なんでそうなんねん!」
×「そんな動きあり得ない!」
なんて言うのはなるべくやめて
○「なるほど、そうきたか」
○「そういう所で買ってくるんや。なるほどねー。ナイスプレー。まいった。」
なんて言えるぐらいの自分を常にイメージしてトレードに挑みたいところだ。
そういう心がけが最高の相場心理につながる。
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