なんらかの経済指標が日々リリースされ、それに株価やFXは大きく影響されるのだが、それに対して我々一般投資家はどのように対応すればよいのだろうか。
私は次のように考えている。
重要な経済指標がリリースされる時間だけをインプットしておいてその時間の直前はエントリーをしないようにするが、リリースの内容は一切無視する
これが一般投資家としての正しい作法だ。
FXでも株でも、自分のトレードする金融商品に対して良い指標やニュースが出たとしても、価格が上がるとは限らない。
多くの場合、大口は良いニュースを絶好の利食いチャンスとして利用するし、
その逆に悪いニュースを絶好の買いチャンスとして利用することが多々あるからだ。
多くの場合、ニュースリリースの直前/直後には相場の流動性が低下し、板が薄くなる。
板が薄いと予想外の値動きが起きたり、簡単にストップ狩りにあったりする。
板が普段通りの厚さに戻るまでは、エントリーは避けた方がよい。
突発的なニュースの気配
板を注意深く見ていると、突発的なニュースを誰よりも早く察知することができる。
機関投資家たちは突発的なニュースを我々一般投トレーダーよりも早く察知する。
彼らにとってリスクが高ければ指値をキャンセルし、板がいきなり極端に薄くなる。
FXの場合は板を見れないが、値動きが落ち着かない感じになるのでなんとなくわかるものだ。
いきなり板が普段より極端に薄くなったなら、
オバマかバーナンキか誰かが突然しゃべりだしたかもしれないということだ。
すぐにポジションを減らし、エントリーは控え、テレビをつけよう。
朝一番にチェックすべきサイト
私は朝一番に二つのサイトでその日の経済指標や決算発表などのスケジュールを確認する。
このサイトで自分がトレードするものに関係ありそうなリリーススケジュールを確認しておく。
DailyFX.com
先程のサイトと内容はかぶるが、こちらはニュースの重要度でフィルターをかけれるのでお勧めだ。
まとめ
ニュースの内容は一切無視。
リリースの時間だけを覚えておく。
リリース直前はエントリーを控える。
普段から標準的な値動きのスピード、板の厚みがどれぐらいなのかの感覚をもっておく。
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