好きな魔術師はポール・ロッター
世界最強のデイトレーダー、ポール・ロッターのインタビューです。
この記事は、こちらの記事を英語の家庭教師といっしょに翻訳した時のものです。一週間かかりました(汗)
このインタビューは、トム・ボールドウィンのインタビューと並んで私の中でベストのインタビューです。
もう、スキャルパーのバイブルと言ってもよいです。
彼の具体的な戦略は、一般的なトレーダーが真似ができるものではありません。
資金量とかが全然違いますからね。
しかし、機関投資家や大口のトレーダーが何をやっているのかを知るには良い教材となります。
また、彼がここ数年で感じていることを語っていて、これがまた勉強になります。
ちょっと長い記事ですので、お茶とお菓子を用意して、ゆっくりとお読みください。
ポール・ロッターのインタビュー
Q:トレードを始める特別なきっかけとかありましたか?
A:いや、そういうのは特にないですね。「トレード入門」の本を読んだり、学生の頃にトレードコンテストに参加したくらいかな。
Q:では、どうやってプロのトレーダーになったんですか?
A:ドイツの銀行で新入社員だった頃に、数週間だったけど、EUREXの執行デスクに配属されたんだ。
そこでトレードにすごい興味を持ったんだよ。
で、自分名義の口座でギャンブル的なトレードを始めたんだ。
もちろん、かなり負けちゃったね。
丁度損失が膨らみ、自分の口座を吹き飛ばしたころ、ドイツの銀行を辞めることになった。
その直後、日本の銀行にディーラーとして採用されたんだ。
本当にラッキーだったよ。仕事でトレードをしながら学べたんだからね。
Q:その日本の銀行ではトレードのコーチをつけてくれたのですか?
A:いや、特別トレードコーチや講師といった存在はいなかった。
でも、Ajiasakaという安定して勝てているトレーダーが近くにいたので、いろいろと意見を交わしたりして勉強になったよ。
彼はすごいトレーダーで、自分のボスのトレードが間違っていると思うときには、自分のトレードでヘッジをかけたりもしていたな。
彼は相場心理についてよく話してくれてね、私が大負けしたときなんかには彼の言葉が凄く役に立ったよ。
Q:日本の銀行でのトレードはどうだったのですか?最初から安定して勝てていたのですか?
A:入社して間もなく、往復で100枚~150枚トレードしてたんだけど、最初の3年間で負けた月は一度もなかったね。
その後、大きなポジションを建てるようになってからは、時々大きくやられることもあった。
特に、EUREXが米国のターミナルを受け入れるようになって、シカゴのGarris Brumfieldとか大物が入ってくるようになった後はね。
Q:「相場で完全に口座を吹き飛ばすまでは、トレーダーとしての成功は無い」という格言があります。この格言についてどう思いますか?
A:さっきも言ったけど、ドイツの銀行で新入社員だった頃、自分の口座を吹き飛ばしてしまったことがあった。
恥ずかしながらなんだけど、その頃の僕は、「リスクマネジメント」なんてものがあるのを知らなかったんだよね。
それから…トレーダーとしてかなり稼いだ後なんだけど、百万ユーロ単位の損失が出たことがあってね…
その時は確か、250万ユーロの損失が出て、気を失ってしまったんだよ。
「もう辞めよう!」って思ったね。そこで止めても一生金銭的なことを心配せずに生きていけるだけのお金を持っていたし、あんな精神的苦痛を二度と経験したくなかったんだ。
だけど、4週間ほどオフを取ったらまたやる気が出てきて、トレードを再開したんだ。そしたら比較的短い期間で負けた分を取り返せて、以前よりも一段と強くなった気がしたのを覚えているよ。
Q:その出来事でトレードに対する考え方が変わった?
A:とてつもない負け期間と、その後にきた大きな勝ち期間を経験することで、負ける日々があるってことに対しておおらかになったね。負けてもいずれ取り戻せるって心から分かったんだ。
それで、けっこう負けている日や、ちょっと負けている日にPCの電源を落とすのが簡単になったよ。今日の負けを今日中に取り返さないと気が済まないっていうのはなくなった。
Q:あなたは間違いなく世界最高クラスのトレーダーです。あなたのトレーダーとしての強みは何ですか?他のトレーダーとの違いはどこにあるとお考えですか?
A:一言で言うと、「いい時にはアグレッシブにいって、ダメなときには小さくやることができる」ってことかな。
調子がいい時にはより大きなリスクを取りに行くんだ。その一方で調子の悪い時にはポジションサイズを小さくしていくんだ。
これは人間の心理に逆らうやり方だよね。
ベストなのは、トレードのことなんかまったく知らない人をそばに置いて、損失が日中にあるレベルにまで達したら、有無を言わさずに全てのポジションを閉じてPCの電源を落としてもらうことだよ。
Q:あなたは板読みスキャルパーとして有名です。あなたの戦略、戦術はどんなものなのですか?
A:マーケットメーカーみたいな感じだよ。板で起きるイベントに基づいて、買指値と売り指値を同時に入れていて、かなり短期的に売買してる。
私は普段、いろんなマーケットで、今の値段にすごく近いところに、同時にたくさんのオーダーを入れているんだ。その結果はほとんどゼロサムゲーム、とんとんなんだけどね。だけど、そうすることよって、今マーケットで何が起きているのかを感じ取れるんだ。それで、ここぞというところでは、大きなポジションで良い意思決定ができるんだ。
Q:ポジションはどのくらいの時間保持するのですか?
A:私はトレンドフォロー系のことはほとんどやらないんだ。スキャルピングがほとんどだよ。常にいろんなマーケットでロングとショート両方のポジションが約定していて、数時間の間に常にポジションを変えているよ。
2、3分の間に何度も自分のポジションを変えることもあるよ。
でもそんなに難しくないんだ。だって私が取ろうとしているのは3~5ティック程度だからね。
近い将来を予測する方が簡単だよ。
Q:これまでにスキャルピング以外のことをやろうとしたことはないのですか?トレンドフォローとかスイングトレードとか。
A:いえ、ずっとスキャルピングをしてますね。
でも、相場環境によって、戦略は変えていますよ。いつも同じようにトレードしているわけではないです。
ボラティリティ―の高い時には、もちろん、いろんなマーケットに入れている指値注文の枚数を減らします。
そんな時には、ポジションを持つ時間は、2、3秒になるかな。そして片方向のトレードが多くなります。
Q:あなたの手法は電子取引でのみ機能するのですか?それともピットでもできることなのですか?
A:ピットではできないよ。ピットではそんなに多くのポジションを操作できないからね。取引する相手がみつからないよ。
電子取引が私の素早い注文をかなえてくれてる。
あと、ピットではそう簡単に市場操作はできないし。
Q:スキャルパーとして、あなたはストップ狩りをしているのですか?
A:うーん、まぁ、そうかな。そうだね。でもね…
ここ数年でマーケットの流動性が増えたことで、ストップ注文による急激なスパイクが起きなくなってきているんだ。(スパイク=ストップ狩りによって起きる急激な値動き。チャートではヒゲになることが多い)
あと、ストップがあるべきポイントにストップが入っていないことも多くなってきているね。
まぁ、他の市場参加者もバカじゃないし、過去の失敗から学んで行っているってことだね。
Q:あなたのリスクマネジメントはどんなものですか?
A:日々の損益目標を決めている。とはいっても、大切なのは利益の方じゃなくて、損失の方。これだけ負けたらそこでPCの電源を切るというラインを決めているんだ。
私のポジションサイズは大きい時で、5ケタの枚数。
特別なマネーマネジメントのルールは持っていない。
(※ここで言うマネーマネジメントとは1回のトレードで建てる枚数やロスカット幅のこと。リスクマネジメントとは、どれだけのドローダウンが出たらそこで止めるかということ。)
Q:ポジションが逆行したらどうしますか?ストップ注文を入れているのですか?
A:ポジションが逆行し始めたら、かならずポジションを閉じます。ポジションがとても大きい場合は、そう簡単ではありません。なぜなら、私がエグジットすることでさらに下落し、ほかのトレーダーのストップ注文を誘発し、相場の逆行を加速してしまうからです。しかし、多くの場合、ポジションをドテンすることで損失のいくらかをすぐに取り戻すことができます。
Q:なぜロスカットになってからすぐにドテンなどできるのですか?往復びんたを食らいそうに思いますが。トレーダーは相場の方向性に関する意見を簡単に変えない方がよいのではないですか?
A:いや、全く違うね。アナリストとか、指導者みたいな人だけが自分の方向性に固執したらいいんですよ。トレーダーなら、意見など持っちゃいけない。意見を持てば持つほど、負けトレードから撤退しにくくなるよ。
Q:相場心理はどんな役割をはたしていますか?
A:私はいつも相場心理に関する本を読んでいて、それをベースに意思決定をしてるんだ。
Q:気を散らすような考えや感情が浮かんでくるときはどうしますか?
A:最悪の場合は、冷たいシャワーを浴びるか、プールに飛び込むようにしているよ。
Q:トレードの準備はどのようにしていますか?なにか決まったルーティーンがあるのですか?それとも何もせずにただトレードをスタートするのですか?
A:場が始まる前に、場中に発表される主要なレポートやニュースイベント、要するにマーケットに影響を与えそうなものはすべてチェックする。そして、重要なラインを明確にする。必ず自分自身の分析をする。人の分析には全く興味がない。なぜなら、自分の分析に影響を与えてしまうからね。
Q:精神的な準備はする?
A:とくになにもしていないよ。私は自然といつもやる気に満ちているんだ。なぜって、トレードをスポーツと同じようにとらえていて、「お金」という考えからは切り離しているからね。
Q:毎日どれぐらいの時間トレードしているのですか?
A:たいていの日は5時間。特別なイベントがあるときなんかは、11時間やることもあるよ。
Q:そんなに長い時間トレードし続けるのは辛くないですか?どうやってそんな長時間集中力を持続するのですか?
A:私はトレードをゲームととらえているからね。子供がゲームをしている間は時間があっという間に過ぎるだろ?
だから、集中力というよりは、目の疲れなどの身体的な限界が先にくるね。
Q:気持ちを落ち着かせてリラックスするために何かしてますか?
A:スポーツをたくさんするんだ。あと、休暇をたっぷりとることかな。
Q:どんなツールを使っていますか?
A:TTのMD-Trader、Reuters、 Bloomberg、 CQG 、 USD-squawkbox といったところだね。
Q:チャートの時間軸は?
A:普通は5~30分足チャートを使ってトレンドラインやテクニカルを表示している。
ポイント&フィギュア―チャートが好きだね。その方がトリプルトップなんかのパターンを読みやすいんだ。
テクニカルインディケーターは、CCI。CCIはマーケットのボラティリティ―を示してくれるからね。
Q:1人のトレーダーが相場を操縦できると思いますか?
A:いいえ。1時間以上にわたって、一人のトレーダーがマーケットに影響を与えることはできないと思っている。
マーケットにはいつも複数の大口トレーダーがいる。BUND(ドイツ国債先物)では一日に100万枚がトレードされる。
ほとんどプルバックを入れないような上昇トレンドがいきなり始まったら、私の資金力でその動きに逆張りすることはできるけど、全く利益にはならない。なぜなら、その上昇を止めることなどできないんだ。トレンドを止めるにはもっとたくさんの資金が必要だよ。
それ以外にも、最近は”Analytics”と呼ばれるコンピュータ化されたスキャルパーの存在もある。私の知る限り、それらのシステムは板情報を分析する完全自動化されたシステムだ。彼らは複数のマーケットに同時に稼働しているから、私が思うに、それらは、板読みアービトラージシステムってところだね。スプレッドシステムともいうのかな。
Q:スキャルパーになりたい人に一言アドバイスをいただけますか?
A:スキャルパーとして成功したいなら、板情報を長期間わたってじっくり観察することだよ。
インタビューは以上です。
いかがでしたか?彼の一言一言に、安定して勝てるスキャルパー、デイトレーダーになるためのヒントが含まれていますね。
板読みを学ぶなら、こちらの教材をお勧めします。
証券ディーラーの隠し技 板から未来が見えてくる 山本伸一の板読みトレードテクニック
<<サンチャゴによるレビュー>>
いのうえ says
at機関で株取引をやってる者です。記事があまりにもハイレベルで感動しし、さかのぼってすべての記事を読もうとしているところです。「メンタル銀行」の話が特によいとおもいました。今後も楽しみに読ませていただきます!
サンチャゴ says
atいのうえ様、
はじめまして。ブログをお読みいただいてありがとうございます。
機関で取引をされているのですね。
スキャルピングをされているのですか。
中の方にもお役にたてるというのは、嬉しい限りです。
どうぞごゆっくり、お楽しみください。
子供4人 says
atサンチャゴさま
2月から株取引を始めたばかりの初心者ですが、最初は現物を迷走した結果、現在は日経225ミニに絞り、サンチャゴさまのブログに辿り着きました。
書籍(2冊とも購入)、ブログも全て拝読させて頂き、非常に感銘を受け、意外と素直に実践しておりますが、欲に目がくらんでバカなエントリーをしたこともありますが、それ以外は10~30円程度は狙える感覚が少しずつできてきております。
質問ですが、サンチャゴさまの手法をきちんと理解ができて日経225ミニに臨めば、ご紹介されていた教材までは必要ないでしょうか?日経225ではあまり有効ではないかもと書かれていたので、購入してみようか迷っているところでした。
サンチャゴ says
at子供4人 さま
書籍のご購入ありがとうございます。
2月からということは、まだ2か月程度、ものすごく上達が速いですね。
少しでもお役に立てたことをたいへんうれしく思います。
山本伸一氏の教材が必要かどうか?ですが、
日経225ミニ先物を専門的にトレードされるのであれば、今すぐに購入することはないと思います。
ただし、私の手法とは若干コンセプトが違うので、私の電子書籍の内容をマスターした後でも「なるほど!」という気づきはいくつもあると思います。
板読みに強い興味をお持ちなら、価値を感じるはずです。
今後、株のデイトレード、特に低位株のデイトレードに挑戦される際にはとても役に立つでしょう。
これからも「根拠のある時だけ行動する」「精神貯金をし続ける」「バカなことをしない」などを意識して、油断せずに前進し続けてください。
応援しています。
ヘッポコトレーダー says
atいつも勉強させて頂いてます。
株ドットコムの価格帯別出来高、かなり便利です♪
ただ元々口座を持っていたので貢献できないのが残念です(>_<)
発注は現在GMOでしていますが、返済注文にクリックを忘れて何度かは両建てしてしまったりと盆ミスを繰り返しています(笑)
いくつかお聞きしたいのですが、
以前トラップラインを紹介されていましたが、その陽線又は陰線が長い場合正確に線を引きにくいなぁと思っていました。
そこで価格帯別出来高を見ると、更に正確にラインを引けると思ったのですがいかがでしょうか?
それとスキャルレベルでのブレイクアウトで数ティック抜く場合、レジスタンスラインの1か2ティック上に逆指値を置いて買い、約定したらすかさず指値で利食いするべきでしょうか?
スキャルレベルだと約定してから板上でも指値を入れる余裕があるか心配になりまして、成行注文の方がいいのか気になりまして(^^;
もしよろしければお時間がある時にでも見解をお聞かせ頂けると幸いですm(_ _)m
サンチャゴ says
at>スキャルレベルでのブレイクアウトで数ティック抜く場合、レジスタンスラインの1か2ティック上に逆指値を置いて買い、約定したらすかさず指値で利食いするべきでしょうか?
たいていの場合、スキャルレベルなら指値を入れる方が良いです。
ただし、相場環境にもよります。明確なトレンドが出ている日で、ブレークアウトしてから伸びそうな日は、動きが弱まるまでは伸ばすのが良いです。
買っているなら、板や歩み値で売りのシグナルが出るまでは伸ばすということです。
とりあえず5、6ティック上に利食いを入れて、状況に応じて動かすといいですよ。
その指値注文を今の価格よりも下にドロップすれば成り行きで利食い(ロスカット)もできますから便利です。
あと、板の厚い銘柄の場合は、エントリーが2ティック上ならちょっと遅いですね。
3ティック上あたりからは大口の利食いも入りますから、かなり厳しい立場になる可能性があります。
そういう板の厚い銘柄の場合は、意識している板が落ちる瞬間を掴むか、私の場合は、遅くても1ティック上までですね。
これはあくまで、スキャルレベルの話ですよ。
トラップラインと価格帯別出来高に関してですが、おっしゃる通りです。
価格帯別出来高を読めるようになると、ローソク足など見る必要がなくなります。
特に、板の厚いゆっくりした銘柄の場合はそうですね。
板が薄く、値動きが激しい銘柄の場合は、一日の中でたくさんのスイングが発生しますから、ローソク足もあった方がいいと思います。
Cheers!
ヘッポコトレーダー says
at早速のコメントありがとうございます!
>>その指値注文を今の価格よりも下にドロップすれば成り行きで利食い(ロスカット)もできます
その方法恥ずかしながら知りませんでした(^^;
今まで指値出してて成行注文する時は一度ゴミ箱に捨ててから成行をダブルクリックしてたので、けっこう時間短縮になりますね♪
>>板の厚い銘柄の場合は、エントリーが2ティック上ならちょっと遅いですね。3ティック上あたりからは大口の利食いも入りますから、かなり厳しい立場になる可能性があります。
そうなんですか、気をつけます!
基本はあまりスキャルのブレイクアウトするつもりないのですが、ソフトバンクみたいな銘柄だとしばらくレンジ続いてたら入りたくなる時がありまして(^^;
お忙しい中ありがとうございますm(_ _)m
サンチャゴ says
at昨今のソフトバンクなら大丈夫ですね。
板が薄めで出来高が多いのでサクサク動きますから。
板に数万株以上がぎっしりと詰まっている銘柄、
ソニー、パナソニック、ケネディクス、東電なんかだと2ティック以上遅れると厳しいと感じています。
ゆん says
atサンチャゴさん
はじめまして。
アマゾンの電子書籍からこちらのブログを知りました。
内容の濃さに非常に驚いております。
第一巻と心理編を購入させていただきました。
板読みテクも購入しました。
何度も読み理解を深めたいと思います。
巡り会えたことに感謝しています。
ブログ更新応援しています。
これからもよろしくお願いします。
仲良くして下さいw
サンチャゴ says
atゆん 様
ご購入、そして応援のお言葉、ありがとうございます。
きっとゆん様のお役にたてると思います。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
カルマ says
atサンチャゴさま
はじめまして。
デイトレ歴4年のカルマと申します。
私は時間軸の長いデイトレ(極端な場合寄付エントリー大引決済)でここまでやってきてこのスタイルに関し色々試行錯誤していましたが何かしっくり来ない日々を過ごしていたところ最近このブログを発見しました。(収支もプラス収支ですがトレード回数が少なめのため短期で安定感が無い→安定感が無いのでロットが増やせない→収支も増えないというスパイラル)
いままでは板読みとは何ぞやと思ってもどうせスキャルの技術なんか覚えても仕方ないし、そもそもアローヘッドにアルゴ台頭している中で板の動きなんか見ても人の心理面からしたら毒にしかならん!と毛嫌いしてました(板読みとはどんなことか具体的に書かれたブログに出会ってなかったというのもありますが…)。
そんな中このブログの内容を拝見したところ、私が考えていなかった新鮮な内容がぎっしり詰まっているではないですか。すばらしい。
これであれば自分のスタイルにプラスアルファの付加価値をつけられると思い今必死で板・歩み値を観察している次第であります。
今後もコメントや質問させて頂きたいので本日は挨拶程度にさせて頂きます。有益な情報ありがとうございます。
追伸:サンチャゴ様のスタイルをもし真似るなら色々な板読み技術もそうですがまず第一に正確な意識されるラインを引けることが一番のキモだと思うのですがどうでしょうか?(おそらくこれが一朝一夕では身につかないはず)
サンチャゴ says
atカルマ 様
はじめまして。サンチャゴです。
コメントありがとうございます。
すでに安定して勝てる手法をお持ちとのことですので、
無理に手法を変えず、上手く板読みと歩み値を使って
いくらかの負けトレードをスキップするような使い方が良いかと思います。
カルマ様のおっしゃる通り、ラインを引けることは大切ですね。
当ブログでも「トレード手法」→「ライン引き方」
でラインの引き方を解説しています。
また、「価格帯別出来高講座」には日中にリアルタイムで発生する
「意識されるライン」を見つける方法が書かれています。
きっと目からうろこなことが1つはあると思います。
是非読んでみてください。
今後ともよろしくお願いします。