ファンダメンタルを重視してデイトレ?
こちらの動画、先日テレビで放映されていた、超高速売買(HFT)vsディーラーです。
この番組を見ると、板の動きは人間には読むことができないので、ファンダメンタルを重視してデイトレードをしましょう的な結論に持っていこうとしているのがわかります。
この番組を見た負け組トレーダーは、出来高や板情報を観るのを止めて、ファンダメンタルやニュースを重視し始めるかもしれません。
しかしみなさん、騙されてはいけません。
この番組自体が大口によるメディアのコントロールかもしれません。
もちろん、この番組のプロデューサーや出演しているディーラーの方々がそのようなブラックな意図で番組を作っていると言っているわけではありません。
この番組の見え方をコントロールできる、もっと上のレベルの人たちの意図だと思います。
出来高の分析やテープリーディングが最も重要な要素であることは、超高速売買が勢いを増しても変わりません。
少なくとも、こういった番組の表面的な部分だけに影響を受け、ニュースやファンダメンタルを鵜呑みにしてデイトレをやったら大口の餌食になるのは目に見えています。
この番組により、下記のようなトラップにかかる一般投資家がいくらか増えるのではないかと思います。
トラップ
ファンダメンタルが良いという意味のニュースなどが出る
↓
負け組トレーダーは買う気満々になる
↓
負け組トレーダーの買いを吸収することで大口が利食いをする
↓
結局相場は下落する
メディアの情報を鵜呑みにしない
もちろん、ニュースやファンダメンタルの変化に気を配ることは素晴らしいことです。
しかし、それはメディアによる情報を鵜呑みにすることではありません。
相場の背景状況はどうなのか?
このニュースを使って大口は何をしようとしているのか?
板読みや出来高分析で怪しい動きはないか?
そういったことを考慮してはじめて、ファンダメンタルやニュースをデイトレードに活かすことができます。
相場に関するニュースや特集が組まれたら、その内容を鵜呑みにしない。
専業トレーダーの鉄則です。
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