株や日経225先物のデイトレードがビジネス(商売)なのであれば、資金管理(マネーマネジメント)をしっかりする必要がある。
自分の総資産のうち何パーセントをデイトレードに突っ込むべきかを、最初に決めておかなければならない。
一体どれぐらいの資金をデイトレードに投入すればよいのだろう?
90%の人がトレード口座を吹き飛ばし、ほとんどすべての資金を失って退場していくと言われる株式相場、最初はなるべく保守的なプランで挑むほうがよい。
私は十数年前にデイトレードを始めた時、ここで大きなミスをしでかした。
他にもミスだらけだったのだが、ここさえ間違えなければもうちょっとましな20代を過ごせただろう。
私は仕事を辞めた時に持っていた貯金600万ほどのうちほぼ全額を株デイトレードに突っ込み、1年以内にほぼ無一文になってしまうまで資金を溶かしてしまった。
生活費は底をつくは、仕事は見つからないわで、かなりの窮地に追い込まれたのを覚えている。
私はその後、一旦実家に舞い戻り、アルバイトや派遣の仕事をしながらなんとか復活することができたが、その期間は本当につらかった。
暴露するのは恥ずかしいが、私は最初、最低レベルのダメデイトレーダーからスタートした。
その時の精神的なダメージは今でも残っていて、資金的にかなり余裕のある今でも、資金に対してかなり小さなロットサイズでしかトレードできない。
よい意味では慎重になったとも言えるが、過去の傷が今の自分にも影響しているのは確かだ。
もし、最初に600万円のうちの200万円だけでデイトレードをスタートしていたら、もっと長く生き残れただろうし、精神的なダメージも避けて通れたことだろう。
さて、私の話はさておき、
資産に対してどれぐらいのパーセンテージの資金でデイトレードをすべきか?の問題だが…
いつも同じことばかり言っていて申し訳なく思うが、それに関してルールは無い。
どれぐらいが妥当なのかは人によるのだから。
しかし、一つだけ言えることは、最初はできる限り保守的な考え方でプランを立てるべきだということ。
精神的に余裕があるのを確認しながら、投入する資金量は徐々に増やしていけばよいのだから。
多くても3分の1ぐらいでスタートするのが妥当な線ではないだろうか。
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