勝てないトレーダーの共通点
これまでに勝てないトレーダーを何人か見てきた。
その人たちすべてに共通していたことは、
彼らは皆、勝てるトレーダーよりもテクニカルに詳しいということだ。
長いこと安定して利益を上げてきた私よりも100倍は詳しかった。
彼らは何年もトレードに挑戦し、敗北してはまたさらにテクニカルを勉強する。
そして歩くテクニカル辞典のようになっているトレーダーもいる。
たが、彼らは板や歩み値の読み方を知らないのだ。
もちろん、歩み値や板を全く見ずとも勝てるトレーダーはいる。
FXには板も歩み値もない。
FXで勝てている人はそういうタイプのトレーダーだ。
とはいえ、純粋にテクニカルやチャートそのものだけを意識しているトレーダーはいつまでたっても勝てないと思う。
チャートの裏にあるトレーダー心理は?
大口がポジションを作るには何をしてくるか?
大口がポジションを利食うには何をしてくるか?
そういうことを意識してトレードできる人が狭き門、5%の勝ち組に入れるのだと私は確信している。
重要な2つの問いかけ
トレードでうまくやるには常に二つの問いかけをしてほしい。
大口は何をしようとしているか?
大口はそれをうまくやっているか?
私はこの二つの質問に答えられないなら、基本的にはトレードをしない。
ストキャスティックと出来高を使い、ラインで反転しそうかどうかを見分ける方法を思い出してほしい。
ストキャスティックのダイバージェンスでチャートの勢いが弱まっているかどうかを確認し、
さらに出来高のダイバージェンスで大口が参加しているかどうかを、ざっくりとだが、追加で確認することで成功率を上げようとした。
さらに板や歩み値を追加することで、さらにエントリーの精度を上げることができる。
大口はチャート上ではその姿を隠していることができるが、その取引サイズが大きいだけに、板や歩み値には必ず爪痕を残すことになるからだ。
歩み値を読めると、ただ単に「出来高が多いか少ないか?」の先にあるものを見ることができる。
「歩み値」に関する記事のもくじ
- 歩み値の基本のきほん 歩み値の売り/買いどっち?
- 歩み値の読み方 【1】
- 歩み値の読み方 【2】
- 歩み値の読み方 【3】
- 歩み値の読み方 【4】
- 歩み値の読み方 【5】
- 歩み値の読み方 【6】
- 歩み値の読み方 【7】
- 歩み値の読み方 【8】
- 歩み値の読み方 【9】
- 歩み値を読むための 6つの要素 【1】 歩み値のスピード
- 歩み値を読むための 6つの要素 【2】 歩み値のサイズ
- 歩み値を読むための 6つの要素 【3】 歩み値の支配権
- 歩み値を読むための 6つの要素 【4】 歩み値の結果
- 歩み値を読むための 6つの要素 【5】 歩み値のやる気
- 歩み値を読むための 6つの要素 【6】 歩み値の あきらめ
- 歩み値の6要素 まとめ
- ラインでリバーサル(反転)するか?歩み値を使って判断する方法
- ラインをブレークアウトするか?歩み値を使って判断する方法
- 株デイトレーダーの筋トレ|歩み値読解力をつける3つの練習法
- アイスバーグ逆張りデイトレ手法 めちゃめちゃ役立つ4つの注意点
- エントリーの精度が上がる!ストップ注文(損切り注文)の見分け方
- 大口はマインスイーパー?ストップ狩りについて考えてみた
- 株・日経225先物デイトレーダー必見! 逆張りエントリーマニュアル
- 変化に気づいてデイトレで勝つ!歩み値を使って相場の変化に気づく1つの方法
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