明日から価格帯別出来高の解説に入ります。
まずは価格帯別出来高を使ったデイトレードに必要なツールを揃えましょう。安心してください。高性能なトレードツールが無料で手に入ります。
(2020年1月追記)
現在はマネックス証券のトレードステーションがダントツです。カブコム証券ではなく、マネックス証券のトレードステーション口座をお勧めします。
サンチャゴ流価格帯別出来高分析に必要なツールはカブドットコム証券が無料で提供してくれています。
この記事ではまず最初に価格帯別出来高とはなんなのかを理解し、そのあと価格帯別出来高を使ったデイトレードに必要なkabuステーションというトレードツールについて解説します。
目次
価格帯別出来高ってなに?
価格帯別出来高とは、その名の通り、ある価格でどれだけの出来高があったかを教えてくれるものです。
価格帯別に横方向のヒストグラムが表示されます。
一方、皆さんもよくご存じの普通の出来高は、時間ごと(ローソク足1本ごと)の出来高を縦方向のヒストグラムで表示します。
- 価格ごとの出来高は価格帯別出来高
- 時間ごと(ローソク足ごと)の出来高は普通の出来高ヒストグラム
と覚えてください。
詳細な価格帯別出来高を表示できるkabuステーション
私がカブドットコム証券をメインで使う最大の理由は、kabuステーションというツールで詳細な価格帯別出来高を見ることができるからです。
もちろん、他にも価格帯別出来高を表示できる証券会社はあります。
しかし、他の証券会社のそれはおおざっぱなのです。
日足チャートにしか価格帯別出来高を表示できなかったり、
分足に表示できても、2~3ティックをまとめて1つの価格帯とする「おおざっぱ」なものばかりです。
それではスキャルピングなどの短期売買の判断に使うには頼りないと言わざるおえません。
一方、カブドットコム証券の板情報に表示される価格帯別出来高は、1ティックごとの出来高を詳細に表示してくれます。
さらに、価格帯別出来高の詳細な数量も数字で見ることができます。
このことは、寄り付きなどで特定の価格で極端に大きな出来高ができた時に重宝します。
なぜなら、そのような場合には寄り付きの価格以外の価格の出来高が相対的に小さすぎて、ヒストグラムだとよく分からないからです。
価格帯別出来高の分析では、出来高の段差ができているポイントが重要になります。
ですから、一本のヒストグラムだけが極端に大きすぎると、他の価格帯のヒストグラムが相対的に小さすぎてよくわからなくなってしまいます。
この画像では1782の出来高が極端に大きく、他の価格の出来高がよくわかりませんね。↓
一方、ヒストグラムに加えて数量も表示されると、どれぐらいの段差がどこにできているのかが分かりやすくなります。↓
価格帯別出来高を使って有利なエントリーポイントを探す方法については、今後の記事で詳しく解説していきます。
「うまく売買ポイントを見つけられない」という人にとっては、とてつもなく役立つ記事になるでしょう。
カブドットコム証券に口座を開設するだけでkabuステーションをしばらく無料で試用できます。
詳細な価格帯別出来高を表示するツールをまだ持っていない方には、カブドットコム証券をお勧めします。
板発注が使いやすい
カブドットコム証券のkabuステーションの板発注は、GMOクリック証券や松井証券のツールと同じような操作感です。
マウス操作だけで素早く発注できます。
このことはスキャルピングやデイトレードなど高速売買をする場合には必須といえるでしょう。
信用手数料を無料にできる
カブドットコム証券では前月の新規建約定代金の合計が4億円以上の場合、次の月の信用取引手数料がすべて無料になります。
[判定期間開始日(前々月21日)~終了日(前月20日)(約定日ベース)]
4億円というと大きな金額に思うかもしれませんが、デイトレードやスキャルピングをやる人にとってはたいしたことありません。
一日に直すと2000万円です。
具体的にどれぐらいの売買をすればよいかというと…
ソフトバンク(9984)を1000株で3往復すれば達成してしまいます。
ソフトバンク1000株(約定代金800万円程度)× 3往復 = 2400万円
資金量の少ない人で300株での売買でも9往復で達成します。
ソフトバンク300株(約定代金240万円程度)× 9往復 = 2160万円
このように、信用手数料無料条件のハードルはかなり低いので、たいていのトレーダーはかるく達成できるでしょう。
最強のランキング情報
私はカブドットコムのランキング情報が最強だと考えています。
なぜか?
さかのぼってランキングを見れる
kabuステーションでは、当日のランキングだけでなく、1営業日前/2営業日前/3営業日前までさかのぼってランキングを調べることができます。
昨日はどうだったか?一昨日は?を見れることで傾向を掴むことができます。
日付が変わって寄り付き前などに昨日のランキングを見たいと思っても、通常は機能のランキングがクリアされていて見れません。
しかし、kabuステーションのランキングはさかのぼって表示できるので、問題なく昨日のランキングを見ることができます。
TICK回数ランキング
kabuステーションではTICK回数ランキングを見ることができます。
TICK回数とは取引回数のことです。
別の言い方をすれば、歩み値に表示される行数ということです。
賑わっている銘柄を探すという意味では、売買代金ランキングよりもTICK回数ランキングのほうが役立ちます。
大型株の場合はそれほど賑わっていなくても売買代金ランキングの上位に入ってしまうからです。
TICK回数ランキングに上位ランクインすれば必ず賑わっているといえます。
フル板オプションが無料で使える
皆さんはフル板をご存知でしょうか?
通常板情報には上下8本の気配値しか表示されません。
しかし、フル板という種類の板情報では全ての気配値をリアルタイムに表示できます。
さらに、それぞれの気配値における注文件数、売買累計、引け注文の値段/数量まで表示してくれます。
呼値の縮小が行われた今、株のデイトレーダーにはフル板が必須になってきつつあります。
上下にスクロールすれば全ての指値注文が表示されます。
全ての指値注文数量、注文件数の合計が表示されるのも役立ちます。
そしてもちろん、詳細な価格帯別出来高も装備されていますし、
使いやすい板発注機能も引き継がれています。
現時点で株のデイトレーダーにとって最強の板読みツール、発注ツールといって間違いありません。
そのフル板ですが、通常は月額2000円程度の使用量がかかるのが一般的です。
ところがカブドットコムのカブステーションでは、なんと無料で使うことができます。「信用口座開設」の条件がありますが、デイトレードをする人で信用口座を開設しない人などいないでしょうから、実質的には無料です。
使用料金については次の項で詳しく解説します。
kabuステーションは実質使用料無料
kabuステーションの月額利用料は900円ですが、
下記の条件を満たすことで無料で使用できます。
初回お申込の場合、お申込日の翌々月第1営業日までは無料
・ 当社全お取引における前月の約定回数が1回以上の場合
・ お申込日の前営業日(継続利用は前月末)のお預り資産が100万円以上の場合
・ 前月に信用・先物OP・FX(シストレFX・店頭・大証・くりっく365)
取引所CFDいずれかの口座を新たに開設した場合
1回でも取引をすれば無料
信用口座を開設すれば無料
ということは、実質的には使用料が無料といえますね。
カブドットコム証券 まとめ
- 1ティックごとの詳細な価格帯別出来高(数量も)を表示できる
- 板情報に価格帯別出来高を表示できる
- 板発注が使いやすい
- 取引金額に応じて信用取引手数料が無料になる
- 3日前までさかのぼってランキングを見れる
- TICK回数ランキングを見れる
- フル板が無料で使える
- 超高機能取引ツールが実質無料で使える
株のスキャルピングやデイトレードをやるなら、カブドットコム証券は最も役立つ証券会社の一つです。
それでは、明日からの価格帯別出来高デイトレの解説を楽しみにしていてください。
口座開設はこちらからどうぞ
カブドットコム証券
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