1、ローソク足と出来高の関係について
ローソク足と出来高の関係で、分からない部分がございましたので、質問させていただきます。
小さな出来高ができて、それに伴うローソク足が大きな場合は、どの様な解釈をすればよいのでしょうか。
例えば、陰線の小さな出来高ができて、それに伴う陰線のローソク足がとても大きな場合を考えます。
この場合、小さな出来高ですので、大口がエントリーしておらず、売りの方向に小口を誘導しているのでしょうか。
それとも、小さな努力で大きな結果が出ているので、売りの方向の勢いがとてつもなく強いと考えればいいのでしょうか。
【回答】
一概には言えないと思うのですが、私はこう考えます。
小さな出来高で大きな値幅の陰線が出た場合には、その価格帯には需要(買いたい人)がいなかったと考えます。
需要が少なかったということですから、その傾向が続くなら、まだまだ下げてもおかしくないなと感じます。
需要が多くあるなら、下げれば買いたいという人も多く、出来高が大きくなるはずだからです。
ですから、
そこから供給が増えるなら → 急激な下落につながる
そこから普通レベルの供給になるなら → それでもじわじわ下げそう
そんなイメージです。
抽象的な解説になってしまいますが、私の考えはそんなところです。
2、ディストリビューションの中に小さなアキュムレーションができた場合について
ディストリビューションの中に小さなアキュムレーションができるのを見かけます。
この場合は、小さなアキュムレーションからマークアップへのブレークを狙っても、ディストリビューションからマークダウンのブレークを狙っても問題ないのでしょうか。
【回答】
大きな流れの中で、今ディストリビューションだと思うのであれば、どんな戦略が有利かを考えてみましょう。
買いを狙うよりも、売りを狙うほうが有利ではないでしょうか。
買いを狙うなら、短期的な戦略になります。それをわかってエントリーするなら、もちろん良いエントリーです。
売りを狙うなら、自信をもって利益を伸ばしていけるかもしれません。
3、5分足より1時間足でトレードするほうが良いのか
FXをする場合、ローソク足と出来高でトレードをすることになります。
板や歩み値は使えません。
そう考えると、5分足より1時間足でトレードした方がいいのでしょうか。
特に初心者の場合は、5分足より1時間足でトレードした方がいいのでしょうか。
【回答】
FXの場合、安定して勝てるようになった人の多くに共通するのは、時間軸を伸ばすことで上手くいくようになったということです。
5分足なら勝てる見込みがあると思いますが、やはり1時間足や4時間足をメインとするほうが、安定して勝てるようになる見込みが高くなると思います。
