スイングの分析1 基礎編ではスイングの強弱分析を行って近未来の値動きの方向性を予測する方法を解説しました。
スイング分析の要素は4つありました。
・値幅
・傾き
・エクステンションの伸び
・出来高分析
最初の3つは前回の動画で解説しました。
今回は出来高分析です。
現代版テープリーディング
私は10年以上にわたり、株と日経225先物のテープリーディング(歩み値の読解)を中心にトレードをしてきました。
私の出来高分析はテープリーディングの考えかたとほとんど同じです。
大きな出来高に注目します。
大きな出来高が出た方向についていけば良いのでしょうか?
じつはそうではありません。
大きな出来高の結果が出ている方向についていく必要があります。
小さな出来高
大きな出来高を分析することが一番重要ですが、小さな出来高も役に立ちます。
特に、大きな出来高ができたあとの小さな出来高はエントリーの判断に使えます。
大きな出来高でブレークアウトしたあと、プルバック(戻し)の出来高が小さければ、それはブレークアウトの継続が起きる可能性が高いことを示します。
なぜこの出来高の大きなローソク足を後後まで意識するのか?(質問への回答)
動画の中の28:50辺りで出来高の大きな陰線の価格帯を後後まで意識し、そして最終的に下にブレークしていくことを予測していました。
なぜこの出来高の大きな陰線を、そんなに重視するのでしょうか?
それは、このローソク足、というかこのダウンスイングが、ディストリビューション(売り抜けのレンジ)からマークダウン(ダウントレンド)へのキャラチェンジと考えることができるからです。

出来高の大きなローソク足には常に意識しますが、このような重要な意味を持つポイントで現れた場合には特に意識します。そして、そのあとの小幅なレンジの頭を押さえて最終的に下へのブレークアウトが起きる可能性が高いことを予測することができます。
この記事の主題からは外れますが、レンジというのは、常に水平というわけではなく、この画像のように、若干右肩上がりだったり、逆に右肩下がりだったりもします。
ディストリビューションのレンジが常に水平のレンジで行われなければならない!と考えていると、この例のようなキャラチェンジには気付くことができないかもしれません。
レンジの理解は微妙なニュアンスがあって難しいのですが、これまでよりもさらに体系的にまとめ、分かりやすく伝える方法を模索しています。
。完成次第、新しい解説記事群を、追加特典としてアップしていきたいと思います。

お世話になっております。
動画のご説明で、Weis Wave Volume で非常に大きい買いの積み上がり(ここでは大きい2つの緑の三角)があったが、その強い買いイントを押し戻すそれよりもさらに強い売りイントがあったために頭が抑えられて下落となった旨のご説明を拝聴しました。そこで一点ご質問なのですが、ここでの買いイント(Weis Wave Volumeの緑の三角)=マーケットの買い、売りイント=リミット注文(指値のレスティングオーダー)という認識でしょうか? すなわち換言すると、Weis Wave Volumeのヒストグラムはマーケット注文のみの表示という理解で正しいのでしょうか? また、出来高ヒストグラムと、Weis Wave Volume のヒストグラムがミスマッチの場合の判断はどうすればいいのでしょうか? たとえば、出来高が大きいのにWeis Wave Volume は小さい場合とか。
ご多忙中誠に恐縮ですが、ご教示頂くと幸いです。
いつもありがとうございます。
Weis Wave Volume のヒストグラムの色は売買やその方向性、性質は関係なく、単にスイングの上向き下向きで、出来高を積み上げているのですね。上記質問は消去して頂いた方がいいと思います、的外れな質問で大変失礼しました。
はい、Weis Wave Volumeは、買い注文/売り注文を分けて集計しているわけではなく、単純に1つのスイング中の出来高のトータルを集計してるものです。
解説が不十分だったかもしれません。ご質問で明確にしていただきありがとうございました。
いつもありがとうございます。
こんな認識なのですが、誤りがあれば返信いただけると嬉しいです。
・出来高の結果は、基礎編の3項目(値幅・傾き・エクステンション)で計測できる
・ヒストグラムはローソク足1本あたりの出来高で、WeisWaveはスイング1つあたりの出来高累積。
・大きな出来高で結果(3項目)が伴っていれば、それがサポートやレジスタンスになる。プルバックエントリーなどで役に立つ
・もし結果が伴わなければ、ロスカット注文などから、逆行する可能性が大きくなる。
今後の講義も待ち遠しいです。いつもありがとうございます。
追記です。
大きく間違ってたりしていなければ、そのまま削除していただいて構いません。お手数をお掛けします。
素晴らしい理解力ですね。コメントでまとめていただきありがとうございました。
極端に大きな出来高のローソク足やスイングが出た価格は、その結果が出ても出なくても後々意識されることが多いと感じています。
お世話になります。小さな出来高について教えて下さい。
私の認識では、車の例えをお借りすると
・大きな出来高で大きな値動き→大型車を燃料分しっかり移動させた→深いわだちを作った=サポートやレジスタンスになる。マークアップ・マークダウンが行われたあしあとになる
・小さな出来高で小さな値動き→小型車を燃料分しっかり移動させた→ちょっとわだちができた=大きな相場の流れを変えるほどではなく、押し戻りエントリーの1つの目印となる
・大きな出来高で小さな値動き→とても燃費が悪い→がんばった分が指値に食われた
そこで
・小さな出来高で大きな値動き→とても燃費がいい
と捉えてみました。惰性で移動したとしたら、逆向きの注文出来高によってはそのしっぺ返しが大きいイメージになっています。
現在はトレードの根拠に含めないとしていますが、サンチャゴ様はいかがお考えでしょうか。お時間あるときご意見いただけると幸いです。
いつもありがとうございます。
とても鋭い分析ですね。
私とほとんど同じような考え方だと思いました。
私は買いと売りの努力をイメージして分析するようにしています。
小さな出来高で大きな値動きの場合は、おっしゃる通り、燃費が良いことになりますね。
おっしゃる通り、出来高を伴わずに大きく上げたあとに急落してしまうようなこともあります。
私もそのように考えていた時期もありました。
最近の私の考え方では、例えば小さな出来高で大きな上昇になった場合は、
売り手が減った
供給が減った
というイメージになります。
もちろん、それは前のローソク足や値動きの構造的に似た位置との比較によって考えます。
このような現象は、そのあとの値動きの性格をイメージするのに役立つ気がします。
売り手(供給)が減ったのであれば、もし
1.買い手(需要)が増えた場合
2.買い手(需要)が増えなかった場合
どうなるか?
そう考えると、1でも2でも、やっぱり上がるイメージになります。
2の場合には退屈な上昇に
1の場合には鋭い上昇になるイメージがあります。
状況によってニュアンスが変わり、難しいところではあります。
言えることは、出来高が少なく大きな値動きを見て
出来高が少ないから逆張りしても大丈夫だと思うと痛い目にあいがちだということです。
過去にそれで何度も痛い目にあいました。
つー様の基本は様子見という方針も正しいかなと思います。
ご参考になれば幸いです。
非常に参考になりました。
直近のトレードでも、逆張りで失敗しています。S&P500の日足です。
https://jp.tradingview.com/x/ssM0Yzbw/
5/24の中頃(緑ライン)あたりでショートを仕掛けました。
結果的に非常に少ない出来高=高燃費で、3日間で450pipsほど上げました。エントリー時の分析で、メイン下位足のシグナルを重視しすぎたことが裏目にでたトレードでした。
日足5/19で、意識すべき水平ラインの価格帯であること、それと出来高と成果の「燃費の悪さ」の2点を、見逃してはいけなかったと反省しています。
そうですね。「売り手が減った」ということは、大口の思惑通りで
「アキュムレーションでの試しがうまく行った」ために、マークアップで「吸収しなければならない出来高が少なくて済む」ということのようです。5/19がまさに「試し」に見えます。
双方向オークションが一方通行に近づいたイメージですね。
あーこちらで勉強させて頂いてて、悔しいトレードになりました。まさにその痛い目に会いました。
受講されているみなさまも、お気をつけください。
※サンチャゴ様は、高燃費の場合は様子見ですか?
※5/27現在2092.0前後です。ここから一度下げてきそうですか?←こちらは気が向いた時にお返事いただければ幸いです。
サンチャゴさん
いつも大変お世話になっております。
スイングの出来高分析についてご相談があります。
本講義では、1つのスイングの出来高量(努力)をトータルして、結果との兼ね合いを分析されておりました。
より正確な分析を行う観点から、Fixed Rangeを使って成行売と成行買の内訳を把握したらどうかと思ったのですが、これについてご意見をいただけると幸いです。
宜しくお願い致します。
FixedRangeを使って詳細に分析するのは面白いアイデアだと思います。
ある意味、次世代のトレード手法といっても良いかもしれません。
ただ、そこまでするにはかなり手間がかかります。
また、FXCMの成り行き買いvs成り行き売りのデータがどれだけ信頼できるか?というのも問題です。
株や先物の場合は、取引所のデータが採用されれば、そういった詳細な分析をする意味があるのではないかと思います。
現状、私はFXの出来高分析ではそこまではせず、ローソク足の分析を重視する方針でいます。
サンチャゴさん
二つお尋ねしたい点があります。
1)ローソク足、スイングの出来高に基づいた分析の、「結果」を観察する範囲
大きな出来高を持つローソク足を認定してから、その結果を判断するのに、どこまで見るのでしょうか?ビデオの一番初めの日経を使ったテープリーディングでは、その効果は局所的に見るべきと、違った表現で言及されていると思います。しかし、28:55付近の、売りの出来高のかなり大きいローソク足の場合、その結果・効果として、その属するスイングを超え、複数のスイング、相当数のローソク足、まで言及、観察対象としていており、「局所的」であることを超えているように思われます。広い範囲を多少とすると、それなりの出来高を持ったローソク足が含まれ、どこまでが特定のローソク足の影響かわからなくなってしまうので、ローソク足の影響は、その属するスイングまで、複数のスイングをみて観察するような影響・結果は、スイングの出来高分析で判断するのではないかと、漠然と考えていたのですが、どのように考えればよいのでしょうか?
2)28:55~29:40付近の、著しく売りの出来高が大きいローソク足の影響・結果を説明している部分に関して。
ここから、その後の大きな下落までを、一旦、スイング分析を離れてみてみると、大きな売りの出来高のローソク足の後の、戻しの比較的大きなスイングをキャラチェンジとしたレンジ、そして、そこからの買いたたきへの突入と見えるのですが、まず、この見方はよろしいでしょうか?
以前、キャラチェンジの回で説明されたように、レンジを向けて、上に行くか下に行くかのキャラチェンジの判断はむつかしく、それには、ブレーク前後の、ローソク足と出来高を見る必要がということでした。しかし、今回、29:40付近からの説明では、レンジを抜けてからの下落の部分も、売りの出来高の大きなローソク足の影響・結果とされています。これは、レンジに入る時点で、その後のブレークの方向まで決まるということをおっしゃっているのでしょうか?どうも、なぜ、このローソク足の影響がそんなに特別なのか、今一つ、理解ができません。その後、「ずどんといかないものの、高値は更新しなかった」というご説明も、その前の上げのスイングも、その後上げはしないものの、下げはしなかった、ということができそうな気がします。自分なりに解釈すると、大きな売りの出来高があり、その為、そのスイングは下にさらに伸びたものの、その後、下げは続かず、結果は出ずにレンジに入り、その後、買い叩きが始まって、売りの出来高が急激に増えた、という将来の予測につながらないものになってしまうのですが、どのように考えていけば良いのでしょうか?宜しくお願いいたします。
コメントを見過ごしておりました。申し訳ございません。
ご質問にお答えいたします。
>1)ローソク足、スイングの出来高に基づいた分析の、「結果」を観察する範囲
大きな出来高を持つローソク足を認定してから、その結果を判断するのに、どこまで見るのでしょうか?ビデオの一番初めの日経を使ったテープリーディングでは、その効果は局所的に見るべきと、違った表現で言及されていると思います。しかし、28:55付近の、売りの出来高のかなり大きいローソク足の場合、その結果・効果として、その属するスイングを超え、複数のスイング、相当数のローソク足、まで言及、観察対象としていており、「局所的」であることを超えているように思われます。広い範囲を多少とすると、それなりの出来高を持ったローソク足が含まれ、どこまでが特定のローソク足の影響かわからなくなってしまうので、ローソク足の影響は、その属するスイングまで、複数のスイングをみて観察するような影響・結果は、スイングの出来高分析で判断するのではないかと、漠然と考えていたのですが、どのように考えればよいのでしょうか?
【回答】
はっきりとしたルールは持っていませんが、そのサイクルの間か、そのサイクルが終わった直後ぐらいまでは意識する感じです。
この例だと、ディストリビューションが行われている間と、マークダウンが始まった辺りまでは意識しています。
日足の出来高で明確に突出した出来高になっていますので、影響が大きいと思いますので、長い期間意識していいのではないかと考えます。
一方、歩み値に流れる一つの注文の場合、それをいつまでも意識し続けることはあまりありません。
もちろん、歩み値を保存し、その価格で目立つ成り行き注文が出ていたかをマークしておいて、後からさかのぼって意識するという方法をとっているトレーダーもいると聞きます。私は歩み値の出来高をそこまでさかのぼってみることは、今のところありません。
>2)28:55~29:40付近の、著しく売りの出来高が大きいローソク足の影響・結果を説明している部分に関して。
ここから、その後の大きな下落までを、一旦、スイング分析を離れてみてみると、大きな売りの出来高のローソク足の後の、戻しの比較的大きなスイングをキャラチェンジとしたレンジ、そして、そこからの買いたたきへの突入と見えるのですが、まず、この見方はよろしいでしょうか?
【回答】
はい。短期的に見るとそうなります。出来高の大きなダウンスイングに対してのキャラチェンジということです。
もう少し引いてみると、特に目立つ上昇ではないので、大きな規模のキャラチェンジとは思わないです。
>以前、キャラチェンジの回で説明されたように、レンジを向けて、上に行くか下に行くかのキャラチェンジの判断はむつかしく、それには、ブレーク前後の、ローソク足と出来高を見る必要がということでした。しかし、今回、29:40付近からの説明では、レンジを抜けてからの下落の部分も、売りの出来高の大きなローソク足の影響・結果とされています。これは、レンジに入る時点で、その後のブレークの方向まで決まるということをおっしゃっているのでしょうか?どうも、なぜ、このローソク足の影響がそんなに特別なのか、今一つ、理解ができません。その後、「ずどんといかないものの、高値は更新しなかった」というご説明も、その前の上げのスイングも、その後上げはしないものの、下げはしなかった、ということができそうな気がします。自分なりに解釈すると、大きな売りの出来高があり、その為、そのスイングは下にさらに伸びたものの、その後、下げは続かず、結果は出ずにレンジに入り、その後、買い叩きが始まって、売りの出来高が急激に増えた、という将来の予測につながらないものになってしまうのですが、どのように考えていけば良いのでしょうか?宜しくお願いいたします。
【回答】
この出来高の大きいダウンスイングが、レンジ→マークダウンへのキャラチェンジになるような値動きだからです。
2014年末~高値を付けるあたりまでは、右肩上がりの巨だなレンジ相場と考えることができます。結果的にこのレンジはディストリビューションでした。(若干右肩上がりのレンジなので分かりにくいですが)
出来高の大きいダウンスイングは、そのレンジの終盤に現れた、レンジ→マークダウンへのキャラチェンジということが言えます。出来高と値動きの勢いが、これまでにないほどの下落だからです。
この記事の最後に追記で解説を入れましたので、画像を見てください。
記事に追記まで加えて説明していただき、まことにありがとうございます。
やはり、基本的な考えを学んでから、経験で得なければならないことが多いのだなあ、と感じます。焦る気持ちを抑えて、少しずつ取得していこうと思います。
サンチャゴ様、
お世話になっております。お陰様で徐々に安定してきた状況ですがまだまだです、ありがとうございます。
一点ご教示賜れば幸いです。例えば、8/24 9:00 5分足に小さい出来高とストキャスティクスのダイバージェンスが出て変化が有るかなと感じていた直後、9:05の足で出来高が急上昇して陽線が伸びたので上位足の方向だったし予測した向きの覚悟バーという事もありロングの一括IN分割OUTでその後のダイバージェンスで利確出来ました。
出来高の急増が自分の予測と合致してそれをコンファームする型になると非常に上手くいくことが多くテープリーディングが出来ない為替でも少しは信頼性がある様な気もしてきました。気付く範囲でもTradingviewのスクリーンを見ていると一種類の通貨の5分足で1日に数回出来高の急増があり、これまでのご教示通り意味の有る場所でしかもそれがセカンドトラップだった場合などはなおさらエントリーを心がけています。FXCMにおける出来高の変化急増はそれなりの大口が入ったと感じるのは間違いでしょうか? くだらない質問恐縮です、分かる範囲でご教示賜れば幸いです。
ものすごく、良い感じでコツをつかんできていらっしゃると思います。素晴らしいですね。
自分なりに考えたシナリオから、出来高急増で動きが始まった(加速した)部分のエントリーに特化することで、成績は安定してきますね。
是非、攻めのトレード日誌などで、1か月間、ひたすらそういった条件のエントリーに特化し、記録をとってみてください。
どれだけ効果があるのか、数字で分かると、もうそれしかやりたくなくなると思います。
それを2、3カ月やり続けることができれば、「あ、自分は安定して勝てるトレーダーになった」と気づくと思います。
FXCMの出来高(世界中のFXCMの合計)はFX市場全体の数パーセントでしかないはずですが、それでも十分に意味があると思っています。できれば全体の出来高を見たいですが、そんなものは存在しないですから、しかたないですね。
>FXCMにおける出来高の変化急増はそれなりの大口が入ったと感じるのは間違いでしょうか?
私はFXCMの人間ではないので、確かなことは分かりませんが、そう考えて良いと思っています。
8割9割合っているという感じではないでしょうか。
サンチャゴ様、
早速のご返信誠にありがとうございました。ものすごく、励みになります。今回も、是非ご指示通りやらせていただきます。お陰様をもちまして生き残る事が出来たら、将来ミニ日経にチャレンジしたいです。本質のチャートトレードとVCA1.0、またサンチャゴ様がこれまでにお書きになったブログ全てが私のバイブルです。今後ともどうぞご指導よろしくお願いいたします、ありがとうございます。
サンチャゴ様、
10/7の米国雇用統計の日の日中に気になる動きがあったので
ご教示いただけますでしょうか?出来高に関するものです。
10/7の朝7:00~7:05の5分足で、おそらくディストリビューションと思われるレンジ後半で
レンジが小幅になった頃に突如としてとてつもなく大きな出来高の陰線が出ていますが、結果はまったく出ておらず、ほとんど同時線のようになっています。しかも、WWVでは買いの緑の線になっており、価格帯別出来高でも買いがかなりあります。
これは大量の買いを吸収する売りの動きがあり、大量の買いの結果がでなかったため、その後、大きく50pipsほど下げたとみてよろしいでしょうか。ローソク足だけ見ると、陰線(売り)なので、その後の結果が出ていることになりますが、ここはそうではなくその裏にある買いの結果が出なかったとみてよろしいでしょうか。
下げた後、15:15と15:50分にこの高値を試しに来て再度抑えられる形でその後、雇用統計発表の少し前まで下げています。
最初の7:00の異常な出来高と15:15と15:50のセカンドトラップのような動きは、どちらも売りのシグナルだったととらえるべきでしょうか?
蛇足ですが、その後の米国雇用統計の発表では、サンチャゴさんのサイトで教えていただいた、ファンダメンタルズを生かすトレード方法(レンジの上下のブレーク待ち)で見事にとることができました。しかも、その後のプルバックの途中にセカンドトラップのような動きがあり、すかさず買いで入ってこれも60pipsほどとれました。
ありがとうございます。
このように、なんでもない部分でいきなり突出した出来高ができることががまにありますね。今回の場合は、フランス大統領の発言に因果する英ポンドの暴落の直前のタイミングだったので、なにか関係あるのかもしれません。
こういった部分では、買いの出来高、売りの出来高という判断はつけられないです。
すくなくとも、大口トレーダーがそこで大きな取引をしたということは確かだと思いますので、そのあともその価格帯が意識されやすくなります。
ですから、その価格帯にラインを引いて、注意深く見守ることが大切です。
その価格帯のどちら側が守られるか、どちら側にコミットしていくのか、に注意します。
今回は、その価格帯の上には上げることができず、ずっと頭を抑えられる、わかりやすい形になりました。
日本時間の午前中の時間帯、ご指摘いただいた、15時頃のダブルトップの部分、雇用統計直後など、何度もその価格帯で叩かれました。はい、このあたりは、全部空売りのチャンスです。
PS:トレードで良い結果が出ていらっしゃるとのこと、とてもうれしく思います。その調子で淡々とやり続けてください。
サンチャゴ様、
詳しいご説明をいただき、ありがとうございます。
ポンドの暴落がらみでしたか。
やはり大きな出来高の後は、その後の結果が出たほうについていくという方針は変わらない、ということですね。よくわかりました。ありがとうございます。
ところで、サンチャゴ様がDMMとタイアップして出されている「先行指標を使って経済指標発表で先回りエントリーする方法 完全版」はDMMに新規口座開設しないと入手できないのでしょうか?私はすでにDMMに口座を持っているのですが、その場合の入手方法があればお教えいただけるとありがたいです。
機械的にトレードするだけで60%くらいの優位性があるといわれると、私のようにテクニカル的にはまだまだ稚拙な人間は食指が動いてしまいます。もちろん、楽な方法などないとは思いますが。
よろしくお願いいたします。
タイアップで提供させていただいたレポートは、DMMさんが権利を持っているため、お渡しすることができないことになっております。
内容のほとんどはブログにもアップされているので、だいたいのことは理解していただけると思います。
お力になれなくて、申し訳ございません。
サンチャゴ様、
いろいろとお聞きしたいことがありますが、
とりあえずは、昨夜のドル円、日経225の下落に関して。
日経平均で200円、ドル円で1円近く下げました。
日経平均はそろそろ調整が入る時期でもありましたが、
少なくとも17500円にタッチしてからと思っていたので
以外ではありました。
重要イベントが目白押しでしたが、
4日の雇用統計までは大きくは下げないだろうと思っていました。
お聞きしたいのは、このような下落が始まったときに、
かなり下げてからでも自信を持って売っていける根拠についてです。
これをあえてチャートからのみ読み取るとすればどうなるのか考えてみました。
後から考えれば、11/01 23時のドル円 5分足の大きな出来高と
まったく結果の出ていない陽線でしょうか?
ここは週足のピボット上でもあります。
大きな出来高に注目するという意味で、
これを強い売りシグナルと見ればよろしいでしょうか?
また、19:30~21:00あたりのダウンスイングの出来高の積み上がりが
それまでに比べて明らかに大きいのは、どのように解釈すればよろしいでしょうか?
この時点では売りの結果が出ず、いったん、10pipsほど上げていますが、
すぐに下げて先ほどの大きな出来高のローソク足が出ています。
もちろんファンダメンタルズ的な要素が多いので何ともいえないのですが、
このようなときにスルーすべきか、
ある程度下げてからでも
強気で売りでエントリしていくかの判断要因として、
どのようにお考えでしょうか?
それができれば上級者ということを書かれていたので、
簡単ではないことは分かっておりますが、
何かヒントでもお教えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。